難聴が分かったのは
小学校の学校検診の時だったと思います。要再検査になり、耳鼻科を受診したところ、感音性難聴という診断でした。おそらく幼少期にかかったおたふく風邪が原因なのではないかということでした。
私は右耳だけ聞こえません。ただ全く聞こえないというよりは、大きい音だと音が鳴ってるのはわかるのですが、言葉とかだといくら大きい声でも、何と話してるかは認識できません。
以前うちの病院の先生に、難聴ってどうにかならないんですかね。って相談したことがあります。
補聴器使ってみる?と言われたのですが、補聴器も一長一短だからね〜雑音とかも拾ってくるから、逆に聞こえが悪く感じることもあるんだよ。と言われました。
それにまだ若いし個人的にはあまり勧めないかなと。(そんなに若くないけど)
補聴器って見た目にも良くないしね。今は小さくなってきてるけど、そういうの気にする人は気にするんだよね、と言われ、なら今のままの方がいいかもと思った次第です。
ちなみに難聴とは・・・
難聴には種類があります。簡単に・・。
感音性難聴
内耳や聴神経などの感音器の障害によって起こります。
音が鮮明に聞き取れず、音が小さく歪んで聞こえます。そのため音を大きくしてもはっきり聞き取れません。
伝音性難聴
外耳から中耳にかけての伝音器の障害によって起こります。音がよく伝わらないので、音を大きくすると明瞭に聞き取れるようになります。
混合性難聴
伝音性難聴と感音性難聴の両方の特徴を持ったタイプです。
子供ながらに難聴で苦労した
女の子って内緒話とか好きですよね。内緒ねって言いながら、耳打ちする感じ。
右耳にされると、聞こえなくて、「なんて?もう一回言って」とか言うと、二回目まではちゃんと言ってくれるけど、それでもやっぱり聞こえないので、また聞き返すと、「もー良い!あきちゃんには、もう言わない!!」とか言われて(;ω;)
子供心に傷ついたのを、今だに覚えています。
私だって好きで聞こえない訳じゃないのにって。
右側から話しかけられると、右耳じゃ聞こえないから、左で聞こうとすると、何か不自然になったりする事もあって。
どうしたらいいか分かんなくて悲しかったです。
そんな事を続けてるうちに、一度聞き返して次も聞こえなかったら、とりあえず相打ちを打つ癖がついてしまって。
その後の話から、言っていた事を推察しようとする。とかいう変な技を覚えてしまいました。
でも結局最後まで、何と言っていたのか分かんない時もあって、あきちゃんって人の話聞いてないよね。って言われて落ち込んだりしてました。
大人になった今でも難聴の影響は大きい
難聴は耳が聞こえないだけじゃなくて、自分の声も聞きにくくなるのか、やたら声が大きいんです。私。
今の職場でも、本当に声大きいよねーって、何度も言われたことあります。悲しい。自分ではそんなつもりはないからですね。
大人になってからは、なるべく先に
「私難聴です。時々本当に聞こえてない時があるけど、無視してるんじゃありません。声が大きいのも、そのせいだと思ってます」って言うようにしています。
大半の方は、そっかーと言ってくれるし、理解してくれています。
だけどこの先、耳が良くなることは無いので、そう考えると、ちょっと辛いです。
仕方のないことですが・・・。
今は健康な左耳の聴力が落ちないように願うのみです。