シングルマザーのナースの毎日のこと

小学生と中学生の子供二人を持つシングルマザーのアキです!毎日育児と家事と仕事に忙殺されながら何とか頑張ってます!

NO療法の話

NO療法とは

 

NOとは一酸化窒素のことです。

小児領域の肺高血圧がある症例等に用いられることが多いです。

成人領域では、未だ有効性を確認されていないようです。

 

小児の先天性心疾患の場合、PH(肺高血圧)があることもあり、NO療法を術後も行うことは多いです。

 

 

NOとは、血管内皮で産生された血管拡張物質です。

NOを経気道的に投与することにより、肺血管の平滑筋細胞内のc-GMPを増加させ、選択的に肺血管に作用して、肺血管拡張作用を示します。

 

ちなみに吸入したNOはすぐに分解されるので、体血管には作用しません。

 

 

NO療法のポイント

 

基本的にNO回路は先生が組みます。

ですが看護師もきちんと確認していくことが大事です。

 

・NO流量

・NO濃度

・NO残量

・チューブの接続、NO回路の屈曲・閉塞の有無

・NOボンベのバルブの開放

・O2濃度

・O2流量

・呼吸器・NHF・経鼻カニューレなどとの接続

 

などは自分がNO療法をしている患者さんを受け持つ時は必ず確認します。

 

観察

NO療法中のポイントとして、呼吸状態やSpO2・CVP値の変化を見ていくことが大事だと思います。

 

またMetHb値も先生がガスをとったら、確認しています。

副作用としてメトヘモグロビン血症については注意が必要だからです。

NOはヘモグロビンの一部をメトヘモグロビンの変化させます。メトヘモグロビンは酸素と結合できないため、低酸素になることがあります。

MetHb値が1.5g/dl以上でチアノーゼが出るそうです。

先生方も定期的にガスを取ってくれますが、看護師も意識を持って観察していくことが大切なのではないかなと思います。

 

NO療法中止時は

 

NOは斬減中止していきますが、NO中止によって、肺高血圧の上昇と低酸素血症を認め、SpO2が上昇しないこともあります。中止時にもバイタルサインのモニタリング・呼吸状態に十分に注意して見ていくことが必要であると思います。

 

 

 

まとめ

あまりNO療法をしている施設も多くはないと思いますが、簡単にポイントまとめてみました。

頭の片隅に入れていると、実際見る時は役に立つかなーと思います。