シングルマザーのナースの毎日のこと

小学生と中学生の子供二人を持つシングルマザーのアキです!毎日育児と家事と仕事に忙殺されながら何とか頑張ってます!

CHDF(持続的血液濾過透析)の話①

CPB(血液浄化法)とは

 

CPBを行う患者の多くは、腎不全を合併しています。

その中で最も行われることが多いのは、CHDF(持続的血液濾過透析)です。

私の病棟でも、時々CHDFを回すことがあります。

以前勉強してまとめたものをシェアしたいと思います!!私の備忘録です。

もし誤りがあったら、ごめんなさい・・・。

 

 

原理

 

HD(血液透析

 ・・・拡散を利用した血液浄化法。小分子量の除去に優れると言われています。

    →半透膜を介して物質が濃い方から薄い方へ移動する(濃度勾配)

 

 

 

HF(血液濾過)

 ・・・限界濾過を利用した血液浄化法、HDに比べ、中・大分子量の除去に優れると言われています。濾過された濾液は、補充液で補います。

 

 

 

 

CHDF(持続的血液濾過透析)とは・・

CHDFは、HDとHFを24時間持続的に緩徐に行います。

急性腎不全・重症心不全・循環不全などに適しています。

また、感染によって生じるSIRS(全身性炎症性反応症候群)に対し、サイトカインの除去目的に行うこともあります。

 

小〜中・大分子量の除去が可能だが、選択的に病因物質を除去することは出来ません。抗生剤やアルブミンなど、必要な薬剤や栄養素も除去されてしまう欠点があります。

 

 

CHDFの基本フロー

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CHDFの基本フロー

 

 

 

 

 

合併症

 

バスキャス確保に伴う合併症 

CHDFでは一時的なブラッドアクセスとして、内頸静脈や鎖骨下静脈・大腿静脈などに脱血と返血を行えるダブルルーメンのカテーテル(バスキャス)を挿入します。 

 

・穿刺時の合併症・・・出血・血管損傷・気胸など

・留置に伴う合併症・・感染・血栓形成など

 

 

出血傾向にも注意

CHDF中は、持続的に抗凝固薬を投与するため、出血傾向には十分に注意が必要です。

抗凝固薬は様々ありますが、適応症例によって医師が選択します。

 

抗凝固薬

血中半減期

モニタ

リング

特徴

未分化

ヘパリン

1〜2時間

ACT・APTT

出血を助長しやすく、脂質代謝異常やヘパリン起因性血小板減少症(HIT)など副作用がある。

低分子

ヘパリン

2〜3時間

抗Xa活性

など

未分化ヘパリンに比べ、出血傾向を助長しにくい。

ナファモ

スタット

5〜8分

ACT・APTT

体内で速やかに失活するため、出血性疾患を有する患者や術後の患者に使用できる。

 

 

バイタルサインにももちろん注意!

血圧低下 ・・・回路分の循環血液量が不足するため、血圧低下を来たしやすいです。

        特に開始直後は循環動態への影響が大きいため、注意が必要です。

低体温・・・・体外循環によって、低体温になります。ブランケット等を用いて保温

        することが多いです。

 

 

 

トラブルシューティングについても書こうと思ってたんですけど、ちょっと長くなってきたので、 次回書こうと思います。

 

 

 

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