シングルマザーのナースの毎日のこと

小学生と中学生の子供二人を持つシングルマザーのアキです!毎日育児と家事と仕事に忙殺されながら何とか頑張ってます!

ペーシング!!

私の働いている病棟は循環器疾患の患者さんが多くいらっしゃいます。

よくみるペーシングをしている患者さんの看護についてまとめてみました。私が初めて受け持った患者さんが、不整脈がずっと出ていてペーシングをかけていたので、ペーシングには何かと思い入れがあるんです。

ただし私の備忘録なので、誤りがある場合もあると思います。その点ご了承お願いします。

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ペーシング部位

Aペーシング(心房)・・・右房にリードが留置されている

Vペーシング(心室)・・・心尖部にリードが留置されている

 

ペーシングの分類コード

主にペーシングは、刺激(ペーシング)・感知(センシング)・反応様式の順で表されます。

よく見るAAIモードなどだと、刺激と感知はA(心房)で行い、自己刺激があったらペーシングを抑制すると見ることが出来ます。

 

ペーシングの用語

刺激(P:pacing)・・・ジェネレーターが刺激を出す

感知(S:sencing)・・・心臓の興奮があった場合、ジェネレーターが心房興奮と認識する。

抑制(I:inhibit)・・・設定以上の心室の興奮が出たら、ペーシングを抑制する

同期(T:trigger)・・・心房興奮を感知して、そこからわずかに遅らせたタイミングで心室をペーシングする

出力(output)・・・ペーシング出力のこと。ペーシング閾値という言葉がありますが、これは心臓が動くのに必要な最低電気量のことを言います。

 

ペーシングのモード

先ほどAAIモードについて説明しましたが、他にも色々なモードがあります。よく見られるモードについて説明します。

 

VVIモード・・・ペーシングもセンシングも心室で行い、自己刺激があったら抑制する。

VDDモード・・・Vペーシングで、A・Vの両方で感知することが出来ます。Vの自己心拍については抑制し、心房興奮を感知したらタイミングを遅らせ心室をペーシングする(同期)の両方が出来ます。

DDDモード・・・A・V両方でペーシングもでき、感知・抑制・同期が出来ます。

 

大事な大事なフェラーについて

ペーシングフェラー・・・刺激の出力が弱いために、ペーシングを行なっても心房や心室の収縮が行われないこと。

 →スパイクはあるがQRSはない状態・・・対応)アウトプットを上げる

※他にも、スパイクもQRSもない状態の時もあります。リードとジェネレータの接続がきちんと出来ているか確認する必要があります。問題がなければリード先端が心室筋との接触が適正か確認してもらう必要があります。

 

センシングフェラー

 アンダーセンシング・・・心房や心室で、自己の興奮が発生しているにも関わらず、感知していない状態。

 →センスを下げて、自己脈を感知させやすくする必要がある。

 

※スパイクonT・・・これすごく大事です!!T波上でスパイクが入ることによって、RonTのような状態になります。VF・VTに移行することがあります!発見したら、すぐにDrコールです!!

私も一度スパイクonTの波形を見たことあります。幸いすぐに戻って、先生もすぐ設定を変えてくれたので大事には至りませんでしたが、冷や汗出ました。

 

 オーバーセンシング・・・T波など感知しなくて良いものまで感知して、スパイクが入らずペーシング抑制がかかってしまうこと

 →センスを上げる

 

 

私は嫌いな嫌いな不整脈です。ペーシングも最初全然わからくて、今もまだ十分とは言えないけど、何とか頑張っております。

でもやっぱり難しい_:(´ཀ`」 ∠):